卓球の『WTT USスマッシュ 2025』の男女シングルスの決勝が行われ、張本智和は王楚欽に0‐4のストレート負けで優勝は成らなかった・・・。女子シングルスでは今回台風の目となった陳熠を4‐2で下した朱雨玲が復活優勝を飾った。
張本は王楚欽の調子がそこまでよくなかったのでどうかと思ったが、いつも通りの展開で結局1ゲームも取れずに終わってしまった・・・。1本調子のサーブ、サーブレシーブ、ラリー、ブロック、苦しくなったらバックサーブ・・・。誰が相手でも同じ、勝っていても負けていても同じ・・・。これでは勝てる相手には勝てるが負ける相手には絶対に勝てない・・・。見ていても全く面白くない・・・。
その点では、女子の決勝のほうがはるかに面白かった。試合の中で陳熠も朱雨玲も相手の対応を見ながら戦術転換、サーブを変え、レシーブを工夫して、ラリーでは1本調子にならないように緩急をつける。張本の頭にほんのちょっとでもこういうことがあったら試合展開は変わっていたのかもしれないが、それを頑なにやらないのはプライドのせいなのか、よくわからないが自分の目からするとクレバーさのかけらもないように見える・・・。林詩棟が張本に負けた後、コーチにめちゃめちゃ怒られていたがこんな単純な相手に何で負けるんだという事なんだと思う。
張本の準優勝は立派だが、オリンピックや世界卓球で張本がメダルをとるというイメージはなぜかわかない・・・。
◆出場選手
〇男子シングルス
張本 智和
松島 輝空
篠塚 大登
戸上 隼輔
宇田 幸矢
田中 佑汰
〇女子シングルス
張本 美和
早田 ひな
大藤 沙月
伊藤 美誠
橋本帆乃香
平野 美宇
長﨑 美柚
木原 美悠
〇ダブルス
張本智和/松島輝空
伊藤美誠/早田ひな 木原美悠/チョ・チュンヒ
松島輝空/張本美和 オ・ジュンソン/大藤沙月