卓球『WTT USスマッシュ 2025』田中佑汰、橋本帆乃香がジャイアントキリングでベスト8入り

2025/7/11 スポーツ, 動画, 卓球

卓球の『WTT USスマッシュ 2025』の男女シングルスの3回戦、男女ダブルスの準々決勝が行われ、張本智和は松島輝空に、早田ひなは張本美和にともにフルゲームで同士討ちを制してベスト8入り、田中佑汰はA.ルブランにフルゲーム、橋本帆乃香は王芸迪にストレート勝ちでジャイアントキリングを起こしてベスト8入り、伊藤美誠もハン・インにストレート勝ちでベスト8入りしたが、大藤沙月はシン・ユビンにフルゲームで敗れ敗退した・・・。また、女子ダブルスの伊藤／早田も王芸迪／蒯曼にフルゲームで敗れ準々決勝で姿を消した・・・。

田中の2試合連続のジャイアントキリングは見事としか言いようがない。準々決勝でもこの調子で頑張ってほしい。橋本も勝てるかもしれないと思っていたがストレート勝ちは見事だ。同士討ちの2試合はどちらもフルゲームとなったが年長者が勝つ形となった。両者とも若さが出たのかもしれない・・・。松島は追いついてほっとしてしまったこと、美和は1ゲーム目を簡単にとってしまったことで緩んでしまったこと、これに尽きるのかもしれない・・・。

また、女子ダブルスの伊藤／早田は王芸迪／蒯曼にフルゲームで敗れたが、やはり力は持っている。今後も続ければランキングは上がるだろうが早田の状態と相談なのかもしれない。

準々決勝は男子シングルスの張本が林昀儒、田中が林詩棟、女子シングルスの早田が陳熠、伊藤、橋本は同士討ちという対戦になった。明日も面白い試合が見られそうだ。

今大会は1回戦から波乱が起きていたが、3回戦では女子シングルスで孫穎莎、王曼昱、王芸迪が敗れるという大波乱が起きた。王曼昱と王芸迪は対戦相手が朱雨玲と橋本だったのであるかもしれないと思ったが、孫穎莎と同じようにフルゲームで勝ち上がってきた陳熠に負けるとは思わなかった。また、男子シングルスでも向鵬が敗れたため中国人選手は男子が2人、女子も3人しかベスト8に残れないという事態になっている。