『アジア競技大会』卓球のシングルス、ダブルスの準々決勝が行われた。
男子シングルスの張本智和は韓国のチャン・ウジンとの対戦したが、4‐0で勝てる試合をものにできず、途中で足がつるというあってはならない状態を作ってしまった・・・。結局3‐4で敗れメダル獲得はならなかった・・・。最後までゲームを続けたことは評価できるのかもしれないが、チャン・ウジンはやりにくかったはずだ・・・。
女子シングルスの早田ひなは台湾の鄭怡静と対戦、0‐2からの逆転で4‐2で勝利して銅メダル以上を確定、ベスト4入りでパリ五輪選考ポイントでも数字上で確定となった。張本智和もベスト8でパリ五輪を確定させている。
この試合、接戦になると予想したがやはり鄭怡静はここにかけてきたようだ。ほとんどのゲームでポイントを先行されて苦しい展開となったが、早田の真骨頂の粘りで何とか鄭怡静を退けた。
準決勝は世界卓球で勝っている王芸迪と対戦となるが、王芸迪が準々決勝のバトラのイメージ、感覚を払しょくできないと早田に大きなチャンスになると思う。
男子ダブルスでは松下大星/及川瑞基ペアではアラミヤン兄弟のイランペアにストレートで負けでメダル獲得はならなかった・・・。
女子ダブルスの張本美和/木原美悠ペアは孫穎莎/王曼昱の実績ナンバー1中国ペアに3‐1で勝利して銅メダル以上を確定させた。
孫穎莎/王曼昱の中国ペアには『隙はあるかもしれない』と書いたがやはり一時の強さはなかった、というより張本美和が凄すぎて1人にやられた印象だ。パリの団体にはやはり張本美和は必要だと思う。
【追記】
女子ダブルスの張本美和/木原美悠ペアが孫穎莎/王曼昱ペアに大金星を挙げたが、もう一つインドのS.ムカルジー/ A.ムカルジーペアが陳夢/王芸迪の世界卓球優勝ペアに勝利、こちらも大金星を挙げた。これで女子ダブルスは中国がメダルなしとなった。たぶん、王芸迪は相当調子を狂わされているはずなので、早田には追い風になりそうだ。