この年代の人たちはいつまでも憧れの存在だ

桑田佳祐が佐野元春、世良公則、Char、野口五郎という同学年、同級生である4人を迎えて急遽制作された「時代遅れのRock’n’Roll Band」がリリースされた。

40年以上音楽シーンの第一線を走り続けながら、交わることのなかった5人が、桑田の呼びかけによって結集した。

2月末、桑田が長年交流する世良と、久々に顔を合わせたことに端を発する。世界を一変させた新型コロナウイルスの脅威、全国各地で猛威を振るう自然災害、ロシアによるウクライナ侵攻…。さまざまな話題で盛り上がる中で、「同級生で協調して、今の時代に向けた発信ができないか?」というアイデアが生まれたという。

桑田は4人に手紙を送ると、楽曲制作に着手。スピード感を重視し、1か月で書き上げた。4月末に楽曲を持参し、4人のもとまで出向いた。

重々しい空気が充満し、自らの意見が言いづらいようなムードが漂う昨今、昭和世代が「同級生で集まって歌う」「タイムリーに世界情勢に声をあげる」といったアクションを起こす…。「今あえて“時代遅れ”なやり方で、我々の世代が『音楽という名の協調』を楽しむ姿を発信し『次世代へのエール』『平和のメッセージ』を届けたい」という思いを伝え、賛同を得た。

同曲はポップなロックンロールソング。

この頃「平和」という文字が 朧(おぼろ)げに霞(かす)んで見えるんだ 意味さえ虚(うつ)ろに響く、 No More No War 悲しみの 黒い雲が 地球を覆うけど 力の弱い者が 夢見ることさえ 拒むと言うのか?

ストレートな歌詞が並ぶ。全員がギター演奏とコーラスで参加し、それぞれが各パートで力強い歌声を響かせる。ただただ平和を願い、集ったニッポンのオヤジたち。大きな話題を呼びそうだ。

収益の一部寄付

〇…レコーディングは5月上旬、桑田が立ち会い、4人別々で行われた。同曲は歌詞に「子供の命を全力で 大人が守ること それが自由という名の誇りさ」とあるように、収益の一部を国際援助団体「Save the Children」に寄付する。

■出典
桑田佳祐呼びかけに応えた!佐野元春、世良公則、Char、野口五郎、“同級生”5人でチャリティーソング制作
Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/0a58acea69ca4bc09dba2be5f0b2e88d70335d8d

桑田佳祐 feat. 佐野元春, 世良公則, Char, 野口五郎 – 「時代遅れのRock’n’Roll Band」 (Official Audio)

1955年(昭和30年)生まれ、自分よりも2学年上のこの年代の人たちはいつでも、常に憧れの存在だった・・・。

芸能、スポーツの世界ではほかにも化け物ばかりで野球の江川、掛布、ボクシングの具志堅、お笑い怪獣さんま、所ジョージ、郷ひろみ・・・。

時代のアイコンと言えるような存在が常に2学年上にいたので自分たちの年代は勝てないなといつも思っていた。

今回のような試みもこの年代だからこそできたのだと思う・・・。

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