卓球 WTTシンガポールスマッシュ 女子シングルス銭天一決勝進出

卓球 WTTシンガポールスマッシュは男女それぞれダブルスの決勝、シングルスの準決勝が行われたが、男子ダブルスの決勝では樊振東・王楚欽ペアがイム・ジョンフン・チャン・ウジンペアを3-1で破り優勝、女子ダブルスは中国ペア同志の対戦となったが孫穎莎・王曼昱ペアが陳夢・王芸迪ペアに0-2からの大逆転で3-2で優勝した。

男子シングルスの準決勝では世界ランク1位、2位の樊振東、馬龍が勝利し決勝進出を果たし、女子シングルスの準決勝は2試合とも中国人選手の対戦となったが銭天一、孫穎莎が決勝進出を果たした。

注目の銭天一VS張瑞は銭天一が4-1で圧勝した。もう少し競るかもと思っていたが、今日の銭天一は最高の出来だった。いつもならラリーで競り負けることが多いのだが今日はラリーで我慢して相手のミスを誘った。こういう卓球ができると今後は日本人選手にとっては厄介な相手になるかもしれない・・・。

少し前に張本美和に負けたり、早田に0-3で負けたり、陳幸同に0-4で負けたりしていたのが嘘のようだ・・・。これで世界ランクも早田や伊藤を抜いて4月には5位(直近では7位)に入ってくるらしい。アルマトイ当時の早田とどちらが強いだろう・・・。世界一のサウスポーがどちらか最高のコンディションの時の二人の対戦を見てみたい・・・。

ただ銭天一はこういう試合の後にころっと0-4で負けたりしてしまうので明日は孫穎莎に食らいついてほしい・・・。そういえばこの選手は孫穎莎と同い年で日本の黄金世代ととも同い年だったと思う。

これで全種目、中国人選手の優勝が決まったわけだが、日本は選考方法の問題がある限りWTTでは成績を残せずに世界ランクは下がっていく一方のではないかと思う・・・。

4月にWTTのチャンピオンズの大会が2週連続で行われる予定だが、その前に主力の日本人選手はTリーグを戦わなくてはならないし、チャンピオンズの後も国内の選考大会が待っている。その後5月には世界卓球が待っている・・・。

世界卓球に照準を合わせようと思ったら、いずれかの大会を諦めるしかない・・・。すべて出場して昨年の早田のようになったら元も子もないし、その前にコンディションが整わずに1回戦負けのようなことも起こるかもしれない・・・。

選考方法は理事会で現行のままということが決まったらしいがそれでいいのだろうか?

【準決勝】張瑞 vs 銭天一|WTTシンガポールスマッシュ2023 女子シングルス

【準決勝】孫穎莎 vs 王曼昱|WTTシンガポールスマッシュ2023 女子シングルス

【準決勝】樊振東 vs 王楚欽|WTTシンガポールスマッシュ2023 男子シングルス

【準決勝】カルデラノ vs 馬龍|WTTシンガポールスマッシュ2023 男子シングルス

【決勝】樊振東/王楚欽 vs イム・ジョンフン/チャン・ウジン|WTTシンガポールスマッシュ2023 男子ダブルス

【決勝】孫穎莎/王曼昱 vs 陳夢/王芸迪|WTTシンガポールスマッシュ2023 女子ダブルス

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