『卓球 WTTスターコンテンダーリュブリャナ2023』の3回戦が行われた。
男子シングルスでは戸上隼輔がガチーナと対戦、フルゲームの最終ゲームデュースを16-14で取り、準々決勝に進んで前回勝利しているカルデラノと対戦する。
戸上は勝つには勝ったが、その後のパフォーマンスはいただけけなかったと思う・・・。確かに疲れと喜びで大の字で寝そべってしばらく動かなかったのだろうが、優勝したわけでもなくメダルを取った訳でもなく、ラリーに次ぐラリーで勝ったわけでもなく、早田のように20点を超えるような大激戦でもなかった・・・。こういうところでアンチが増えてしまうような気がする・・・。
とにかくここで満足せずに次戦にのぞんでほしい・・・。
女子シングルスでは早田ひなが張本美和にストレート勝ち、伊藤美誠がスターシニーに3-1、木原美悠がシン・ユビンに0-2からの逆転、フルゲームの3-2で勝利して準々決勝に進んだが、長﨑美柚は王曼昱に、森さくらは蒯曼にそれぞれ0-3のストレートで敗れ、3回戦で姿を消した・・・。
早田ひなVS張本美和では張本が2ゲームを連取できればと前回言ったのだが、1ゲーム目をデュースで落としたのが響いて結局0-3という結果に終わった・・・。やっぱり相性なのかなとも思うし、それは早田にも言えることでVS孫穎莎だとなかなか競ることもできない・・・。そういう対戦相手と何回も当たってしまうのは運命なのかなとも思う・・・。
伊藤美誠は順当勝ち、木原美悠は0-3で負けてもおかしくないところを逆転できたのは良かったが、やっぱり不安定だ・・・。長﨑、森も頑張ってはいたが、やはり力通りの結果になってしまった・・・。
準々決勝は早田が先週も対戦している孫穎莎、木原は長﨑をやぶった王曼昱、伊藤は森に勝った蒯曼と中国人選手との対戦となる。もう一つの対戦は陳夢VSセーチという因縁の対決でこちらも楽しみだ。
伊藤は蒯曼に勝てるのではないかという期待があるが、早田はスロースターターの殻を破って1ゲーム目から全力で行ってほしい・・・。早田には10回負けてもいいからオリンピックで1回だけ勝ってほしいと思う。木原は怪我明けといわれている王曼昱だが、昨日の長﨑戦を見る限り隙はなさそうだ・・・。
女子シングルスはとにかく中国人選手と数多く対戦して慣れることことが大事なので、今回のように多くの対戦があれば身についていくと思う。