『卓球 WTTスターコンテンダーリュブリャナ2023』の1回戦が行われ2回戦のカードが決まった。
男子シングルスでは予選を勝ち上がった田中佑汰、神巧也は1回戦で姿を消したが、戸上隼輔、篠塚大登は勝利して2回戦に進んだ。2回戦は戸上隼輔が張本智和との日本人対決、篠塚大登はルブラン兄と対戦する。
女子シングルスは予選を勝ち上がった森さくら、笹尾明日香が1回戦に登場、森はフルゲームで勝利したが、笹尾はフルゲームの末敗れ、1回戦で姿を消した・・・。本戦から登場の小塩遥菜はストレート勝ちで2回戦に進出した。それ以外の日本人選手は2回戦から登場となる。
2回戦は張本美和がチョン・ジヒ、早田ひなはヤン・ハウン、長﨑美柚がツォン・ジエン、木原美悠は劉昱昕、小塩遥菜はシン・ユビン、森さくらがミッテルハム、伊藤美誠はチェ・ヒョジュと対戦する。
なんと7カードのうち、4カードが日韓対決・・・。昨日の笹尾も韓国人選手だったので5カード。韓国のパリオリンピックの選考基準が世界ランクになったため、それだけ選手の派遣が多くなったということだろうがはっきり言って韓国のほうがモチベーションは高いはずなので油断せずに対戦してほしい・・・。
このカードで注目なのが小塩遥菜VSシン・ユビンだ。小塩に前回の対戦で負けているシン・ユビンがどう対策してくるのか、小塩が返り討ちにするのか、楽しみな対戦だ。
それにしても最近のシン・ユビンは1、2年前の早田の状態によく似ている・・・。出る大会はすべてフルエントリーで結果もそこそこ出ているのでランキング急上昇、早田もそうやって力を付けてきた・・・。パリでは怖い存在になっているかもしれない・・・。
それに対して、長﨑、木原は2回戦にしてちょっと危ないかもしれない・・・。ツォン・ジエンも劉昱昕も粘り強く接戦をものにして勝ち上がっているので、最近の長﨑、木原の調子ではやられる可能性があると思う。どこまで立ち直っているかは見ものではあるが・・・。
男子は予選落ちを含め2回戦に進めたのは8人中3人、しかも2回戦で張本、戸上が当たってしまうので、3回戦に進めるのは多くて2人・・・。男子の低迷はいつまで続くのだろう・・・。