世界卓球2022 男子は銅メダル、女子は銀メダル

男子準決勝は張本智和が第2試合、王楚欽に3-1で勝利、第4試合、樊振東にフルゲームの3-2で勝利したが、第5試合、戸上隼輔が第1ゲームのゲームポイントを握りながら取れなかったのが響いて王楚欽に0-3で敗れ敗退した。

男子は第3ゲームでも及川瑞基が馬龍から1ゲームを奪取するなどメダル獲得が期待薄だったが、中国を追い詰めての銅メダルは立派だったと思う。

女子決勝は早田ひなが腕のけがのため欠場となり、木原美悠、伊藤美誠、長﨑美柚というオーダーとなったが、中国としたら組みやすしだったと思う。

木原美悠は伊藤美誠、長﨑美柚は早田と同じ戦型で、伊藤美誠、早田ひなよりは力が落ちるので簡単だったと思う・・・。

結果、伊藤美誠が王曼昱から1ゲームを取って、競った場面を作ったが1-3で負けて、木原美悠、長﨑美柚は相手に焦らせることもなく0-3で敗れた・・・。

「たられば」の話はいけないが、早田が万全で木原の代わりに出ていたら結果は同じでももう少し競った戦いができたかもしれない・・・。

それにしても早田の体調が心配だ・・・。

かなり無理なスケジュールをこなしてきたのは確かで、前回の『WTTコンテンダー アルマトイ』にダブルスのエントリーが必要だったのかちょっと疑問が残るし、これが協会からの指示だったら大問題だ・・・。

このクラスの選手には協会のスケジュール管理というのも重要なのではないかと思う・・・。

選手に無理をさせて潰してしまったり、今回のように決勝の舞台に出場できないようなことが起こらないような対策が必要だと思う。

早田だけではなく、張本美和にも同じようなことが起こっているような気がする・・・。

疲労困ぱいの様子が今でも思い浮かぶが『WTTコンテンダー チュニス2022』でフルエントリーで活躍した後はまったく精彩がない・・・。

そういう無理なスケジュールをさせないようにするのも協会の役目なんじゃないかと思う。

結局、問題なのはオリンピックの選考基準がいまだに曖昧で選手は日本独自の大会にも出場しなければならないし、世界ランキングも上げなければならないというジレンマが今後も無理なスケジュールを生み出すのではないかと思う。

協会は早くこの問題を決着させなければならない・・・。

男子準決勝|日本 中国|世界卓球2022中国

女子決勝|日本 中国|世界卓球2022中国

スポンサーリンク
ad336
ad336

シェアする

フォローする

スポンサーリンク
ad336